最寄駅の公衆トイレ。
立ち寄ったら、入口すぐの鏡に2人。
どっちも念入りにお顔を直している。
ま、よくある光景なので特にナニというわけではなかったのですが、
なんというか、今日に限って、
目の端っこで、一瞬、ん?と違和感を感じたのですよ。
でもま、そのままそこは素通り。
トイレに入り、所要を済ませ、
手を洗おうと鏡の前に立ったのですがね。
なーーーんか、【ん?】が抜けなくって、
チラリととなりの人を鏡越しに見たらさ、
なんとーーーーーー!!!!
男だったのよーーーーーーーー!!!!
今流行りの、
長い前髪がおでこにびたーーーーーーっと海苔のようにひっついてる髪型をした若い男は、
しきりに前髪を撫でつけ、
あーでもないこーでもないと一生懸命熱心にいじっているのでありましたのよ。
ほぎゃー。間違って入ったんだ、この人・・・・
そう思っても、なかなか【ココおんなトイレだよ】って言えないもんですね。実際。
で、ずーっとその所作を鏡越しに見ていたら、
向こうも視線を感じたのか、
鏡越しに私を見、目が合ったのです。
その瞬間、
あっっっっっっっ!!!
と、短い声を上げ、
周囲をきょろきょろしたあと、
まさに脱兎のごとく、おんなトイレから逃げて行ったのでありました。
なんだか、とってもマヌケでしたわ~。
とか言いつつ、もう数年前だけれど、
都営三田線の日比谷駅で、私も男子トイレにうっかり入ってしまったことがありましたわ。
入ってすぐ気づいた私は、
ひょええええええーーーーと急いでトイレから逃げたのですが、
トイレに入ろうとした見知らぬおじちゃんに見つかり、
【はははーーーー間違えたかーーーー!】
と、肩をポンポンされたことがあったのでした。
間違いは誰にでもありますわね。うふふ~。
しかし、
しばらくの間、周囲にも気が付かないぐらい熱心に、
オグシの手入れに集中されていたということは、
GOコンかおデートの前だったのでしょうか。
くっくっくーーー。頑張れよ、若者。
ま、おデートの前の女子トイレの鏡争奪戦争も、
凄まじいですからね。
特に週末の繁華街の駅トイレなんてさ。
いったん化粧に集中しちゃうと、確かに周囲なんて全然目に入らないしね。
人は駅のトイレでちれーになって、おデートや勝負に出陣するのであります。