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疲れた心に動物を…

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ゆうべ、寝しなに動物モノの映画を、うっかり観てしまった。

ストーリーの方向性なんて、
観る前からわかっているのに、案の定、制作者の意図にはまり涙腺決壊。

おかげで今日は朝から顔が腫れぼったい。



***********

いつだったかタクシーの中、流れていたラジオの内容にに思わず、うーんと唸ったことがあった。

正しい番組タイトルは定かではないけど、
それは、リスナーである子供からの質問に大人が答える電話子供相談室だった。
(多分、番組のコーナーだったと思う)

立派な肩書きや見識を持った大人を惑わせる、
不意討ちのような子供からの難問、奇問が面白く、
たまに喫茶店やタクシーなど偶然どこかで聞けると、
思わずにんまりしてしまっていた。
(カフェ、なんてなかった時代、
喫茶店のBGMはラジオと、
当時の相場はそう決まっていたのでありんす)

その時の質問者は、
小学中学年の男の子。

【犬は人間の言葉が解るのに、どうして人間は犬の言葉が解らないのですか】

という質問だった。

回答者は当時キャスターを務めていた男性だった。

開口一番【う〜ん…】と言い、
【確かにそうだね、**くんは犬を飼っているの?】と続けた。

その後は、飼っている犬の話になってしまい、
結局、回答は灰色のまま終わった。


写真のモモは滅多に鳴かない。
年に数回聞ける鳴き声も、
【ニャ…】
と、文字通り、蚊の鳴くような短く弱々しい鳴きかただ。
多分、私以外に聞けた人はいないと思う。

その代わり、
何か主張するときは、
微動だにせず、
ただただ、ぢぃっと人の目を見ている。

見透かされているようで、
ニャーニャー鳴かれるより、
百倍心臓にクル。

クルけれど、何を訴えているのか、
内容は解らない。


でも多分、解らないほうがいいと、
最近思うようになった。

人間が動物の言葉が解らないのは、
動物が常に真実を訴えているから、ではないかと思うようになったので。

【昨日は違う男を連れて来てたわよね(例です)】
【今の電話で風邪って言ってたけど、それ嘘だよね(例です)】
【今度の男より前のほうが良かったわ(例です)】
【部屋、汚いんだけど(事実です)】

癒されたいと思って飼ったのに、
疲れて帰りイライラ、メソメソしている時や、
家に来る人来る人に、
あーでもないこーでもないとペラペラやられたら、
癒されるどころか、あたしは舌噛んで死ぬ。

犬なんてきっと、
正義の塊みたいな気質だろうから、
道行く人に、

【この人、犯人ですよ!】
【この人、賄賂もらってましたよ!】
【この人、脱税の話してましたよ!】

とか、
いちいち吠えて訴えている気がするのだ。

もちろん正義や正論は大切だけど、
人間、そうも行かないこともある。

でも動物は【そうは言っても、そうは行かない】みたいな、
灰色な心情を許さないのだろう。

だから、人間は自分が都合よく生きられるように、
動物の言葉が解らないように、
神様がしたんだよ。

と、おとぎ話みたいなテイストになってしまったけど、
案外、的を射てるかもしれない。

と、思う、今日この頃。


ちなみに昨日観て、涙腺決壊した映画は、
韓国映画【角砂糖】でした。
馬の話。

良かったら観て。
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by nanacode | 2011-07-23 11:47 | ■日々のつぶやき■