誰だったかは忘れてしまったけれど、
その方は、
テレビの番組制作のお仕事をなさっていらっしゃる方。
フリーペーパーのコラムに連載を載せている方だったが、
その話が面白かった。
その方は仕事の性格上、
納期、つまり締切が明日とか、3日後とか、
最長でも1週間後とか、
そのぐらいの単位でいつもちょこちょこ動いているらしく、
自分の仕事のリズムやペースも、
その単位内であれば、
だいたいの目安というものは体感して分かっていたそうな。
しかしある時、執筆依頼が突然来る。
しかも納期が半年先、
という仕事。
こりゃまった、ずいぶんのんびりな仕事だねぇ~。
と、よゆーでのんびりと構えていたそうな。
そして、1ヵ月すぎ、2ヵ月すぎ、3ヵ月すぎても、
・・・・ああ、でもまーだ3ヵ月も残ってるよー、わははー。
と、その仕事にまったく着手しなかったそう。
で、4ヵ月すぎ、5ヵ月過ぎようとしたたころ、
さてと、そろそろやりまっかー・・・と重い腰を上げたら、
その仕事の手間のかかりっぷりとサボっていたことの愚かさ、
そして、全く時間がないことにはじめて気づき、
コトの重大さに心の底から震えが来たそうな。
どうにか終えたようだったけれど、
それからは地獄の日々だったらしい。
その地獄の日々がどれだけ地獄よりも過酷だったかの描写は、
ちょっと笑えたとともに、
締め切りに追われ、にっちもさっちもいかなくなり、
泣きながらちびる恐怖を、
少なからず知っているので、
他人ごとではない、と共感したのでした。
で、アタクシ。
アタクシは今月、かなり踏ん張らないと、
地獄の果てでちびる羽目になります。
ので、
今日から、心と体を入れ替えようと、
神に誓ったのであります。
アーメン。
こんなの書いてる場合ではないのだが~。
所信表明したい気分なのよ~。