■ななちゃんねる通信■

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■死んでほしい、その後■

死んでほしい

私にそう言ったことなど、高1君の記憶には微塵も残っていないようで、
あれほしい、これ買って
と、
ここ数日の高1君は、甘ったれたおねだり君になっている。

熱帯魚にご執心で何かとお金が掛かるからなのだ。


高1君と初めて面と向かって話したのは、中1の夏休みが終わってすぐのころ。
背はそこそこ高かったけれど、
まだまだ小学生を引きずっているような線の細さで、なにより顔色と表情が悪かった。
いつも愁いを帯びたような、硬い顔をしたあんまり笑わない子だった。

熱帯魚が好きだと、ご主人君から聞いていたので、
熱帯魚が好きなの?と聞いたら、うん、と言ったきり、
自分の部屋に入ってしまった。

・・・んー、話しにくい・・・。
そんなことを思っていたら、程なくして、
熱帯魚の図鑑を片手に私のところへやってきて、
熱帯魚、見る?とボソッと言った。

足の踏み場もない散らかり放題の部屋に招かれた。
水槽が5台。
いろいろな魚が泳いでいる。
きらびやかでカラフルな魚は好まず、
灰色の地味な魚をかっこいいと言って、
水槽を指さして、これはナニ、これはナニ、と、
飼っている魚の種類を教えてくれた。

僕は古代魚が好きなんだ、恐竜みたいでかっこいい

そして図鑑のページをめくり、写真を指さして、この魚はこれと同じ、
この魚はこれ、と、ひとつひとつ私に教えてくれた。
細くて長い指。
図鑑はぼろぼろだ。
ああ、この子は誰も居ない家でひとり、
この図鑑を見て、長い時間を過ごしていたんだな。
そんなことを思ったら、のどの奥がひりひりして熱くなった。
この子にたくさん愛情をかけてあげよう。もうさみしい思いをさせないようにしよう。
心底そう思った。

しかしその数年後、この天使のような少年に、死んでほしいと言われ、
だったら死んでるかもな!と言い合うことになろうとは、
このとき、誰が想像しよう。
でも、あのときと比べ物にならないぐらい、今は仲良しだ。


その後一時期、熱帯魚への熱が冷めてしまったものの、
どういうわけか年明けに、熱帯魚熱が再燃。
ついこの間は、10センチちょっとぐらいのアロワナを2万円以上もの値段で飼っていた。

ちゃらちゃらしたことでお金を使われるよりよっぽどいいけれど、
高校生が魚1匹に2万円以上出すのは贅沢すぎる気もする。
けれどお年玉から出していたので、黙認した。

この種類のアロワナがこの値段ってのはすごいんだよ

左右のヒレの位置が多少ずれているので、破格らしい。
素人目には全く分からないけれど、
形や色の美しさで価値に雲泥の差がある様子だ。

えさはコオロギか金魚。(生きたままあげるのだ・・・ひえー)
このえさ代で、お小遣いはあっという間に木っ端微塵。
で、おねだり君になっている、というわけだ。

大事な生き物なので、必要なえさを買ってあげたいのはヤマヤマだけれど、
例えて言うなら、毎日フランス料理を食べさせているようなもの。
普通の固形の安いえさだって十分なのだ。
いい色を出したい、形を良くしたい、
そういう二次的な理由でコオロギや金魚をあげているので、
その代金を毎度毎度払うわけにはいかない。
と思い、とりあえず財布のヒモは堅く締めている。

最近またあのぼろぼろの図鑑を眺めている。
そういう姿はとても可愛い。中1のあのときを思い出す。
ついつい何か必要なものを買ってあげようかと言いそうになるけれど、
またいつ、死んでくれと言われるか分からないので、
言わないようにしている。
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by nanacode | 2015-02-27 01:00

■チャリ銭騒動■

今朝。
高1君がテーブルの上に小銭をバラっとおいたままにしていたので、
それ、自分のでしょ?ちゃんと財布に入れといて、
と、朝ごはんを食べているときに言ったら、

昨日、**に借りたんだよ、200円。
とりあえず、これだけ返す。

と、テーブルの小銭を掴んだ。

お金がなく、友だちに借りた200円で何かを買い(おそらくお菓子とかジュースとか)
とりあえずそのお釣りをそのまま返し、残りの分は来月のお小遣いをもらったらそこから返す。
というのだ。(彼は今、激しい金欠。一文無しなのだ)

見ると、10円5枚、50円1枚、1円3枚、5円1枚、
みたいな、まさにチャリ銭状態。

200円借りた人に自分が使った状態で返し、
残りを来月、これまたチャリ銭で返すとは、
いくら友だち、いくらまだ子供とはいえあまりにも失礼だ。

―それはいくらなんでも失礼すぎるでしょう?感覚がおかしいよ、あんた
―お金はお金でしょ、何が悪いんですか?
―逆の立場だったら、自分が200円貸してこういうチャリ銭で返されるのすっごい嫌じゃない?
  そういうの考えなよ
―俺はヤじゃないね、お金はお金だし
―あそ。じゃぁ、来月からお小遣い、1円玉と10円玉だけであげるからね、いいんだね?
―知ってますか?法律で一度に支払える小銭の数は1種類20枚だから、
  それ以上になったら受け取りは拒否できるんですよ、
  だからボクはその範囲内だったら失礼とは思わないね

033.gif んぐーーー!
ぐずぐずいちいちうるせー男だ。朝っぱらから屁理屈こねやがって。

とにかく、それじゃあまりにも失礼だからちゃんとこれで返しなさい!
と、自分の財布から100円玉を2枚出した。(もちろん返してもらう)

あのさー、昨日**に200円借りたんだけど、俺、今、お金なくてさ、
来月返すから200円貸してほしいなー

なーんて言われればこっちだってちゃんと貸すし、
それどころか、まぁ200円ぐらいなら・・・と、
ちゃんとペース考えてお小遣い使いなよね、はい、これはオマケ、あげるから。
なーんて展開になるのだ。

甘やかしと言われればそれまでだけれど、
こういうちょこっとした甘やかしを私は悪いとは思わないし、
何しろお互いイヤな気はしない。日常のコミュニケーションの1つだ。
世の中にはそういうのを巧妙にズルく使う人もいるけれど、
相手をだましたり、不快な思いをさせなければ、それも処世術の1つとして、
十分、社会を渡って行く武器になると思うのだ。

そういう、いい意味でのしたたかさをそろそろ身に付けてもよかろうと思うのだが、
身に付けないどころか、その真逆の、
人の神経を逆なでる方向に自滅している。
素直に非を認めればいいものの、意地っ張りゆえ、
どんどん事態を間違った方へ煽るような口の利き方をしてしまうのだ。高1君は。

とはいえ、高校一年生からそんな器用な処世術を身に付けているのも、
もしかしたら考えモノなのかもしれないけれど、
それにしても、ゴメンと潔く頭を下げればいいものの、
何が、お金は1種類につき20枚までしか・・・だ。バカも休み休み言えとはまさにこのこと。
そっちの方が大問題だ!

『相手のことを考えないで、自分を正当化する屁理屈言うの、やめなよね、そろそろ』

と言い返したら、

『そういういちいち細かいこと言う人には死んでほしい』

と返してきたので、

『じゃあ、あんたが帰って来たら死んでるかもね』

と言ってやった。


そろそろ帰ってくるので、死んだふりでもしていようかと思う。
・・・たぶん、スルーされるけど。
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by nanacode | 2015-02-17 18:26

ひどい

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昨日、猫の爪とぎ用に買ってきた、
猫用ダンボールばこ。

1日も経たないうちに、こんな状態に…。

ひどい。
530円、返せー。
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by nanacode | 2015-02-16 07:35

バゲット

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手前が今日焼いたヤツ、
向こう側が神戸屋キッチンで買った、
トラディションという商品名の、
神戸屋キッチンのなかではハイグレードなバゲット。
(好きなバゲットランキングTOP10に入る、
個人的にお気に入りのヤツ)

高1君にブラインドテストして、
どっちが好きな味か聞いてみた。

どっちもどっち

だった。

神戸屋の方は酸味が若干ある。
私が焼いた方はない。

という味の違いはあるそう。

さよーですかいな。
また明日、焼くじょ。
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by nanacode | 2015-02-15 21:30

■バゲットに命賭けてます■

皮がコチコチで、
中がもちもちで、
ボコボコした気泡がたくさん入ってるバゲット。

あれを家庭で作りたくてね。
だって買うと高いし。
近所にお気に入りのパン屋さんがないから買いに行くの面倒だし。

だからね、作ろうと思ったのよ。
食べたい時に食べられるようにしようって。

で、
フランスパン作りに精を出し、足掛け5年。
試行錯誤の結果、
本日、やっと志(こころざし)七合目、ぐらいまで到達したのでありますのよ。
売れはしないけれど、あげられるぐらいになった・・・と思う。

高1君にもなかなかの評価。
もう少し焼けば表面がもっとカチカチになってよかったよね、
というコメントをもらったけれど、(そしてそれはその通り!)
ほとんど1本平らげてくれた。
これはうれしぃ。
彼はふにゃふにゃの柔らかいパンが好きな人で、
ハード系のパンは実はあんまり量を食べないから。

志七合目まで来た理由は、きまぐれで粉を変えたという偶然から。
正直、粉でここまで味が変わるのかー!と驚き。
トラディショナルという粉は少々お高いのだけれど、
こくがあって香りがよくて、自分の理想に限りなく近くて最高。
わざわざ1本300円ぐらいのパンを食事のたびに買うことを考えると安上がり。
(家族で食べると2本は必要だしね)

何でもそうだけれど、
今までできなかったことが出来るようになる瞬間って、
結構あっけない。
えー、こうやればよかったのー?
なーんだ、となることが多い。

正直言えば『なーんだー』とまではいかないけれど、
伸び悩みに一気に風穴があいたような気分!

ちなみにコツはこねないこと。

さて、もう少し頑張っちゃうよー。
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by nanacode | 2015-02-13 23:41