■ななちゃんねる通信■

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■スイッチ■

どうしても観たい映画があったので、お昼間に映画館へ行った。
本当はご主人君と行きたかったのだけれど、
スケジュールが合わないことと、
多分、私が一緒に観ようと言ったこともぜんぜん覚えていないのであろうな、
という空気を感じたのとで、
もうすぐ終わってしまうのもあり、ひとりで行った。

映画のタイトルは【人生スイッチ】

人生って、ほんのわずかなボタンの掛け違いやタイミングのずれで、
幸にも不幸にも転ぶ、という人生ドラマのオムニバス。
映画でオムニバスというのもなかなか珍しい。
全部で6話。

それぞれブラックユーモア仕立て。
・・・んんー、いや、もはや【ユーモア】はなかったかも。
すべて【ブラック】なお話しばかりだった。
(最後の「ハッピーウェディング」だけ、ほんのすこし希望ありな結末?かな)

人生の【不幸】への転落スイッチを押してしまったストーリーのオンパレード。
あんまりにもそれぞれのエピソードがリアルすぎてしまい、
そしてグロテスクな部分もあり、途中で席を立ってしまった人が続出。

いやはや、想像以上というか、
想像すらしていなかった展開で、
終わってから少しの間どんよりしてしまったけれど、
とても楽しめました。


人生スイッチ・・・

あるよなぁ。
たった一言が命取り、なんてこと。
1本電車に乗り遅れて命拾い、なんてこと。



今、ぶっ叩かれている武藤なにがし議員だって、
元々は戦争云々と、たった数文字つぶやいてしまったのが発端。

戦争云々の内容の是非はともかく、
たった数文字、ネットに書き込みした、
それだけで、
株式の資金集めのほか、少年買春疑惑、はたまたズラ疑惑まで、
ずるずると私生活をもほじくられ、選手生命は風前のともしび。

書かなきゃよかった・・・
と思っているでありましょう。ご本人は。
でも遅い。
スイッチを押してしまったのだから。
しかも自ら進んで。



連日報道されている大阪の少年少女も、
不幸スイッチを押してしまった、などと軽々しく言えない結末。
最初は、ほんの少し開放的な気分になって夜遊びしちゃった、
ぐらいのノリだったでありましょうに。
それなのにその日が人生最後だなんて・・・。

そして犯人。
そこに少年少女がいなかったら、
とりあえず今日は、今までと同じ生活をしていたでありましょうに。
(将来的に犯罪を起こすかどうかは別として)


自分の日常でも、
さっきまではフツーに和気あいあいだったのに、
たった一言で険悪、なんてことあるしね。



その【スイッチ】がONになる瞬間って、何なのだろう。
どういうエネルギーが働くのだろう?
どういう運命やら宿命やらが作用するのだろう?
いつも自分の真後ろにぴたっとくっついていて、
ある瞬間、ひょいっと、
「今、呼びました?」と、自分の顔を覗かれる、
そんなかんじなのかしら。


かなり前だけれど、
ビートたけしが、週刊誌のコラムで東北の震災について書いていたことがあった。
人間って、何万人、何百万人が死ぬような事件があってその時は悲しんでも、
ぶっちゃけ言うと、自分の大切な人が生きていればそれでOKで、
そんなのすぐ忘れちゃうんだよ。
と。

そうなのかもしれないなと、そのとき思った。

どんな不幸な話を聞いて驚いたとしても、嘆いたとしても、
みんなどこかで「自分は大丈夫」と思っている。
「自分じゃなくてよかった」と思っている。
あんな大変なことがあったら大変、気を付けようとはその瞬間思っても、
すぐに忘れてしまう。

でもやっぱりいつか、なにがしかのバトンは回ってくる。
その時になってはじめて、
ああ、あの人が言ってたのがこれかとか、
ああ、あの人が言ってたのと同じ経験してるとか、
後悔や反省を反芻しつつ、
そこでもがいたり、苦しんだり、
あるいは死を迎えたりする。

でも、人の一生ってそういうものなのかな。

未来のことをあれこれ考えるのは楽しいこともあるけれど、
そう台本通りにならないのが世の常。
私はこれからどんなスイッチを押すのだろうか。
押してしまうのだろうか。
その時、どんなドラマが起こるのだろうか。

なんて、ちょっと生真面目に考えてしまった。

いやはやしかし、人生スイッチ。
映画館で観られてよかった。





・・・・・そして明後日は!!!待ちに待った、

Ted 2 

ロードショーだ!!!!

嬉しすぎる~!!!!!


どうせなら、テッドみたいに笑える人生スイッチをいっぱい押したい。
幸でもなく不幸でもなく、笑えるスイッチを・・・。
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by nanacode | 2015-08-27 21:57